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第3次再審闘争に向け不撓不屈の姿勢を貫く えん罪晴れるまで、とことん闘う 冤罪を晴らせない儘、確定判決31カ年を迎えてしまいました。此の間、刑務所、社会に出て10年余に、国家、司法権力打倒に燃え、常に最前線に起って闘って居た私に対し、最高裁は憎悪を剥き出し、「棄却」という大鉈を打ち下ろしたのです。然も、弁護団の提出した新証拠や補充書も真面(まとも)に検討せず、狭山再審闘争の幕引きを加速すべく、弁護団、市民の、新証拠、或は署名用紙の提出の約束を蔑(ないがし)ろにしてまで急いだ背景に何が存在したか、其等の問題点を総括せずに第三次に臨んでも結果は同じ轍を踏んで終うのは必然と解します。元より狭山差別裁判の元凶が寺尾の不当極まる判決にあることは、今日此処に結集された皆さんもこ承知の通りでありますが、狭山闘争の歴史的勝利の目処が立たない儘、本集会を迎えなければならなくなった事は、誠に断腸の思いであり、ご支援下さる皆さんのご期待に応えられない事に対し、心から申し訳なく思いつゝ、傷みを共有し、第三次闘争に望みを賭け、多忙の中を決起下さった皆さんに衷心より感謝の一文をお届けしたく重いペンを走らせた次第であります。 ◎ 寒暖や風雨、司法に阻まれど 苦難、試練を越えて勝利へ 二〇〇五年十月三十一日
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