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部落問題資料室
NEWS & 主張
社会啓発の徹底を約束
村越メディカルクリニック差別事件で
第3回糾弾会
「解放新聞」(2006.02.13-2256)

 【埼玉支局】行田市の村越メディカルクリニックで起きた差別事件(2208号2231号で既報)の第3回糾弾会を12月20日、行田市地域交流センターでひらき、出席した横田昭夫・行田市長がみずからリーダーシップをとっての「社会啓発の徹底」を約束した。

医療関係者への
研修などを要請

 糾弾会には、行田市の横田昭夫・市長、津田馨・教育長をはじめ市の幹部職員が出席、部落解放同盟からは片岡明幸・県連委員長や北埼玉地区協議会の長島泰治郎・議長など77人が参加した。
 糾弾会では「発言した女性は、これまで1度も研修に参加したことがなく、医療機関でも研修を受けたこともない」と指摘し「これまでの社会啓発やあり方が問われている」と問題提起し、市の見解を求めた。
 市側は「事件の社会的影響は大きく、市民にたいする社会啓発・同和教育が不徹底であった」と反省をのべたうえで「33会場での地区研修会や公民館の人権教育研修のなかで今回の事件を報告し、差別解消に向けた市民の理解・協力を訴えてきた」と回答。また、今後のとりくみとして、差別事件の市民への報告、学校や地域、企業での同和教育・啓発の推進など7点を提示した。
 参加者からは、「市長が率先してとりくむ姿勢を見せなければ、市民に問題の重要性が伝わらない」など市の姿勢を糾す意見があいつぎ、今後の啓発のあり方や、医師会・医療関係者らへの研修などを提起した。
 それにたいして横田市長は、「全戸に配布する市報などを利用して私自身の考えを直接市民に訴えたい」と、さらに「学校、地域、職場、文化サークル活動など、あらゆる機会を利用して市民への人権啓発を徹底したい。みずからがリーダーシップをとってとりくむ」とのべた。

 この事件は、04年7月に行田市内の村越メディカルクリニックの看護師が、同僚の看護師に「この辺の人は、M地区の人にたいしては4本指を出して合図するんだよ」と教え、4本指の意味を訊ねられると「四つ足の動物以下っていう意味だそうよ」などと発言した事件。
 行田医師会では、事件を教訓に昨年7月に研修会をひらいた。

 

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