
「解放新聞」(2026.5.5-3174)
【東京支局】 東京電力福島第一原発事故を風化させないため、脱原発社会の実現をめざす青年の連帯を目的に「2026フクシマ連帯キャラバン」が3月4~7日、福島県、茨城県、東京都を回る形でおこなわれ、全国の労働組合・団体の青年を中心50人が参加した。東京都連青年部も継続して参加した。主催は実行委員会。
初日は、結団式。福島県いわき市内のホテルで午後にひらかれ、参加者がそれぞれ自己紹介、決意表明などをおこなった。
2日目は、浪江町の津島地区をフィールドワークし、津島公民館で意見交換会。また、双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館の見学をおこなった。
フィールドワークでは、原発事故で「帰宅困難区域」に指定され、解除されるまで放置されて山の動物に荒らされた家屋を「ふるさと返せ 津島原発訴訟」原告の石井ひろみさんの案内で見学。住民交流、憩いの場であり、あたりまえに子どもに託せると思っていた代々の財産を、葛藤のすえに解体することを決意したことなど、話を聞いた。
東日本大震災・原子力災害伝承館については、原発建設前から現在にいたるまでの反原発のとりくみにふれられていない内容に違和感を抱いた。
3日目は、東海第二原発が立地する茨城県内で自治体への要請行動をおこない、「広域避難計画」の実効性などを問うた。しかし、未策定の自治体や、策定はしていても、東日本大震災のような複合災害がふまえられていないずさんな内容があった。
最終日は、東京・代々木公園での「東電フクシマ原発事故から15年 とめよう原発3・7全国集会―持続可能で平和な社会を」(3171号既報)に参加した。キャラバン隊は舞台にあがり、団長がキャラバン行動を報告。核と人類は共存できない、と訴えた。

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